coincheckに続きbitFlyerからも8月1日の対応について通達がでました。国内最大手ということもあり、その対応に注目が集まっていました。
以下、bitFlyerからのメールの内容です。
●お客様の資産は守られます。分岐が発生した場合、分岐前にビットコインを当社で保有されていたお客様には分岐後の 2 つ(以上)のそれぞれのチェーンでできたコインを付与します。*2●当社は分岐を機に発生する可能性のあるリプレイアタックに向けた対策*3を行います。分岐前にリプレイアタック対策が可能な取引所にビットコインを預けていただくことがお客様の資産保護の観点から最も安全と考えております。●下記サービスは停止せずに通常どおりご利用いただけます。・ビットコイン及びアルトコインの売買(販売所、bitFlyer Lightning現物、FX、Futures)・日本円の入出金・ビットコイン以外の仮想通貨のお預入・ご送付●お客様の資産保護のため、ビットコインのお預入・ご送付、ビットコインをつかう、ビットコイン決済・Payは一時停止する予定です。
coincheckと同じく、「分岐が起きない」と判断された場合は一時停止は行わないとしています。
一時停止期間に注意
【一時停止期間・一時停止対象サービス】
一時停止期間(日本時間) 一時停止対象サービス(予定) 7 月 31 日 22 : 00 ~ 8 月 2 日頃(予定) ビットコインお預入・ご送付 ビットコインをつかう ビットコイン決済・Pay
ちょっと早めの7月31日22時からです。
ただし日本円の入出金やビットコイン自体の売買は可能なので、他の取引所に対してあまり影響はないかも知れません。
スケジュールの詳細
【当社対応スケジュール】
日時(日本時間) 当社対応(予定) 7 月 31 日 22 : 00 頃(予定) 【一部サービス停止】一時停止対象サービスを停止します。 8 月 1 日 9 : 00(予定) 【数量決定】この時点でお客様が保有しているビットコインの数量に応じて、分岐が恒久的であると当社が判断した場合に付与されるコインの数量が決定されます。 8 月 2 日頃(予定) 【分岐判定】分岐が恒久的であると判断した後、2 つ(以上)のコインを上記数量決定された数量付与します。また、いずれかのチェーンを「代表的なチェーン」と決め、現在当社の全てのサービスが参照しているBTCは以降「代表的なチェーン」のコインを参照します。 8 月 2 日頃(予定) 【サービス再開】一時停止対象サービスを再開します。 8 月 3 日以降(予定) 【新コインサービス開始】「代表的なチェーン」以外の各チェーンのコインのお取引、お預入・ご送付を開始します。
あくまで現時点での予定となりますが、こういう詳細なスケジュールが公開されるとユーザーは安心できますね。
やっぱりbitFlyerは信頼できる取引所である
繰り返しになりますが、当社としてはビットコインのブロックチェーンがどのように分岐した場合でもお客様の資産の保護を最優先し各チェーンのコインを取り扱う予定*2であり、お客様の資産は守られます。また、ビットコインのブロックチェーンに対する分析・研究を継続し、お客様のリスクを最小限に抑制する努力を続けます。
*2 当社が恒久的に持続可能ではないと判断したチェーンのコインは付与しない場合があります。その場合は一切の損害について当社は補償いたしません。
無理なときは無理!ってのは世界中どの取引所でも同じです。そもそもチェーン自体が無意味になるんですから…。
とはいえ、最小限に抑える努力をして「分岐してもなんとかするぜ!」的な姿勢が見えるのはやはり最大手の余裕と言いますか、安心感があります。
そしてメールの最後にあったこの一文↓
最後に、当社としては 2009 年以降多くのユーザーに支えられてきたビットコイン・エコシステムが今後も安定的に存続し発展することを強く望みます。当社はそのような発展を望むコミュニティの一参加者として継続的にできる限りの貢献を行っていきます。
なんか「みんな仲良くしようよ」みたいな感じに聞こえましたw
さて、UASFまであと2週間…