この手の話題は尽きないですが…あるストックピッカー(選別買いをする株式投資家)が10年後には2万5,000ドルから5万ドルになるだろうという見方を示したことがブルームバーグに取り上げられていました。
ストックピッカーの予想
過去13年間に900余りの株式推奨を行ってきたスタンドポイント・リサーチのロニー・モアス氏が仮想通貨ビットコインの領域に進出し始めた。
モアス氏は5日に顧客向けリポートで、ビットコインが来年には今の2倍の5000ドル(約56万6000円)に値上がりし、10年後には2万5000ー5万ドルに達するとの見方を示した。
とのことです。
10年後の日本円が対ドルでいくらかわかりませんが、今のレートに当てはめると550万円くらいでしょうか。まさに夢のある話…に聞こえます。
記事中ではモアス氏がビットコイン・イーサリアム・ライトコインを”少し”購入したとも書かれています。
この界隈の人の”少し”っていくらくらいでしょうね…少なくとも「日本円で1万円分」とか、そんな小さな話ではないハズです。
ゴールドマン・サックスも4,000ドル予想
「現在の水準から、第5波の目標価格は(第1波と同じ長さである場合)最低でも3212ドル。(第1波の1.618倍の長さである場合)3915ドルまで上昇する可能性もある。到達には時間がかかるかもしれない」とジャファリ氏は記した。
まさかのチャート分析!
株式やFXではおなじみの”エリオット波動“ですね。
今は第4波の調整局面であり、1,857ドル(おおよそ20万円くらい)を大きく下回ることはない、としています。
逆に言うと20万円くらいまでは下がる可能性があるということでしょうか。
とはいえ、果たして現時点の仮想通貨市場にチャート分析がどれほど役に立つのか…
「ゴールドマン・サックスが”上がる”と言った銘柄は売れ」という逸話もあるくらいなので、あくまで参考程度に留めるのが良さそうです。
(参考)
ブルームバーク:
ビットコインは10年後に5万ドル到達、ストックピッカーが予想
ビジネス・インサイダー:
ビットコインは4000ドル付近まで反発する可能性 —— ゴールドマンのチャート分析